醤油ラーメンではなかった!?日本で発祥した最初のラーメンは○○

株式会社Peace土井けいじです。
先日、仕事仲間とラーメンの話をしていた時に、醤油ラーメンがいつからあったのかという話をしていました。

確かに発祥が気になりラーメンを調べてみたところ、おもしろいことがいくつか分かったので紹介していきます。


最初に驚いたことは、日本で流行った最初のラーメンは醬油ラーメンではなかったことです。

最初に日本での発祥のは塩ラーメンと言われています。
ラーメンの最初としてはいまから100年以上前の1884年で、函館の洋食店「養和軒」で販売された商品「南京そば」と言われています。
調べてみると、この南京そばは、一時期販売をしていなかったとのことですが、過去の文献や資料を集め、現在は復活して販売されているとのことです。まだ食べてないので函館に行った際にチャレンジしてみようと思いました。

次に僕も好きなラーメンである醤油ラーメンですが、こちらは塩ラーメンが発祥した26年後の1910年に浅草の「来々軒」で販売されたものが最初だと言われています。
当時は醬油ラーメンではなく「正油ラーメン」や「中華そば」と呼ばれて鶏がらスープをメインとしたものが主流とのことです。
実はいまも人気を誇る醤油ラーメンで有名な佐野ラーメンは、この「来々軒」のオーナーが佐野市に洋食店である「エビス食堂」を開業し、そこで作った醤油ラーメンが人気となり、佐野ラーメンが有名になったと言われているそうです。

最後に驚いたのが、今もラーメン好きに人気のあるとんこつラーメンですが、こちらはラーメンを作ろうとしたところ失敗したことから作られたとのことです。
1947年に、久留米市のラーメン店「三九」が、スープ仕込中に誤って沸騰させてしまったことで、白濁してしまったスープが出来てしまい、こちらの飲んでみたところおいしかったということから、とんこつラーメンが作られたと言われています。

しかし、このとんこつラーメンという名称が未だ誰が最初に伝えたかわからないとのことです。

いかがでしたか。ほかにもラーメンについて調べてみたところ、有名なつけ麺屋の発祥や、ご当地ラーメンの発祥、などいろんな情報を知れて面白かったです。
モノやサービスの歴史を知ると、見えないものが見えてくることで新しい発見もあると思いました。

また発祥を調べてみると、とことん追求したところ失敗から活かされた経験や、基礎を大事にしながら応用で経験されたことも書かれていたこともありました。
最近、仕事仲間からコンサルタントなどの話をいただくことが増えてきたので、どんなことをするときもその視点を大事にしていきたいと思います。

土井けいじでした。