替え玉無料! 「一気に売る」か「小分けで売る」か―地球に優しいのはどちらだ?―

皆さん、こんにちは。


株式会社Peaceの土井けいじです。


今回行ってきたのは、『とんこつラーメン 博多風龍』です。


看板に大きく「替え玉2玉無料」と書かれており、この日はちょうどお腹が相当空いていたので、吸い込まれるように店内へ。


食券機では一番小さく表示されていましたが、一番スタンダードなラーメンは、なんと1650円。


相当安く、これで替え玉2杯無料は、非常にお得だなと感じました。


さて、博多風龍さんのように、「替え玉無料」を謳うお店のラーメンの特徴は、大きく2つあります。


1、トッピングが少ないこと。

2、初期段階では、全体的なボリュームが少ないこと。


席に荷物を置き、お手洗いを済ませて着席すると、間髪容れずに出てきたこの日のとんこつラーメンも、ご多分に漏れず、上記の条件をともに満たしていました。


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なぜトッピングが少ないか?

―替え玉を頼むときにトッピングがない状態だと、思わずトッピングを頼みたくなる人が多くなるから。

麺での儲けに目をつぶり、トッピングで売り上げを立てようと狙うのです。


続いて、なぜ初期段階でのボリュームが少ないか?

1度にたくさん出すのではなく、2回、あるいは3回に分けて出すことで、

同じ量のラーメンを食べたとしても、「無料でおかわりできる」というパフォーマンスによって、顧客満足度を高めるためです。


……と、これは完全な僕の邪推です。なんだか嫌らしい話になってしまいましたが、ラーメンは、「これぞスタンダード!」というような味で、大変食べやすかったです。



さて、「一度にたくさん売るか」「小分けにして売るか」というのは、あらゆる仕事において課題になってきますし、地球問題にも関わってきます。


一度にたくさん販売して、使い切れない量になり、廃棄や処分が大量発生すると、これは地球問題の観点からすると、大きなマイナスです。


だから、廃棄や処分が発生しづらい、「小分けにして売る」というスタンスが、「地球問題を悪化させない」という観点からベターとされることもあります。


しかし一方、どうせ同じ量を消費するのであれば、小分けに販売してたくさんの包装を消耗するより、一度にまとめて販売して、無駄な包装を減らした方が、地球問題の観点からするとベター、という考え方もできます。


「一気に売る」のと「小分けにして売る」の、どちらが地球問題に配慮した販売手法か、その問いには、一概に答えを出すことはできません。


地球問題に配慮できていたとしても、それが会社にとっては利益にならないことだってある。


例えば、一度にたくさん売り、廃棄や処分が出たとしても、それは消費者が責任をもって処理する、という状況であれば、仕事の観点からすると、それは個包装にかかる費用を抑えることができるから、一度にまとめて売ってしまった方がよい。

けれどもその売り方は、地球問題の観点からすると、決して望ましいことではない。


こんな風に考えてくると、まだまだこの社会は、「地球問題に配慮する」=「仕事としても消費者的にもメリットが大きい」という構造が作られきれてないように感じます。


これが、「地球問題に配慮=企業も消費者も得をする」という構図を完全に作れれば、地球問題の悪化を、少しでも食い止めることができるのではないか、そんな風に思います。


ラーメンの替え玉は、特段大きな影響はなさそうですが。


以上、ラーメンの替え玉がきっかけで、地球問題について、少し考察してみました。