ラーメン屋のマーケティング戦略は!?

皆さん、こんにちは。

土井けいじです。


今日もとんこつラーメンを食べてきました。

今日は『博多 天神』さんです。


歌舞伎町の大通りにどどーんと居を構えるこのお店、店の入り口が解放されていて、半分屋台のような雰囲気で、ラーメンを味わうことができます。


このお店のうりは、なんといっても、とんこつラーメンが1550円で食べられるという、破格の値段設定でしょう。


しかも替え玉一杯無料と来た。


味はシンプル、オーソドックスなとんこつラーメンです。


他のラーメン店と比べて目立った特徴があるでもなく、何かに拘り抜いたという印象があるわけではありません。


しかし、安いし、細麺であっさりしているから、食べやすい。


天神.jpg

歌舞伎町でお酒を飲みすぎて何となくラーメンを食べたい気分の人、道を急ぐ中で、手早く腹を満たしたい人。そんな人には、きっと使いやすくて良心的なお店なんだろうと思います。


「手ごろに」「手早く」、これがこのお店の売りでもあるのでしょう、注文してからラーメンが出てくるまで、おそらく30秒も経たないくらいのスピード提供も、好印象でした。


コンサルタント目線で見ると、こうした「手ごろさ」を売りにするお店の生命線は、きっと「回転率」です。

次から次へとお客さんが出入りしてなんぼの世界です。


ということは、入店したお客さんが心地よくなって、あまり長居されてしまうと、それはそれで困る。


そうはいっても、まさか追い出すなんてことはできないから、自然とお客さんが、少しでも早く帰りやすくなる工夫を凝らす必要がある。


その戦略の一つが、「座席を狭く、硬くすること」。


こうするだけで、お客さんが長居するケースはぐっと減ってくるはずです。


「どうせ飲食店を出すなら、居心地がよく、雰囲気のいいお店を出したい」。そんな思いを抱いている方は多いでしょう。ご自身がグルメな方であれば、その傾向はさらに強くなる気がしますが。


しかし、それはすべて「マーケティング戦略」次第です。


「マーケティング戦略」とは簡単に言うと、「誰に、何を提供するか」を考えることです。


つまり、「手軽に、手早くラーメンを食べたい人に、願ったりかなったりのラーメンを提供する」ことをマーケティング戦略とするのならば、「居心地のよさ」「雰囲気のよさ」は、仕事上、決して重要ではない要素ということになります。


それよりは、居心地や雰囲気を多少犠牲にしてでも、低価格を追求する方が、マーケティング戦略に適っている。


同じラーメン屋をするにしても、マーケティング戦略1つで、出店する場所も、価格設定も、お店の雰囲気も、売りも、全てが変わる。


ベンチャー企業は特にそう。

大手企業と同じことをしていたのでは、資金力が違うので、到底太刀打ちできません。

「どこをどう尖らせるか」を考え、体現するからこそ、ベンチャー企業が生き抜いていけるわけです。


以上、ただラーメンを食べるのではなく、そんなことにもついつい思いを馳せてしまう、土井けいじでした。