ベンチャー成長のカギは、”TTP”(徹底的にパクる)!

皆さん、こんにちは、

土井けいじです。


本日は、『らあめん花鳥嵐 新宿二丁目店』に行ってきました。


ベンチャー企業立上げ関連のMTGを終えた帰り道、「らあめん」というひらがなが素敵だなと思い、ふと立ち寄りました。


食券機で購入したメニューも『らあめん』。


今日もラーメンを美味しくいただきながら、仕事に思いを馳せてきました。


■スープの原料を想像してみる! ラーメンの新しい楽しみ方!

混雑した店内で、店員がせわしなく動き回る。

一番手前のカウンター席に着き、ラーメンを待つこと、約5分。


留学生だろうか、好感のもてるつたない日本を話す外国人店員さんが、

ラーメンを運んで来てくれた。


特徴は、種類の豊富なトッピング。

デフォルトのラーメンでここまでとは、なかなか貴重である。


これだけたくさん載せて、760円というリーズナブルな価格で提供できる秘訣は何だろう?

 

そんなことを思いながらスープを口に含むと、コーンの風味が感じされた。


目の前にあるラーメンに、コーンは載っていない。

しかし、食券とは別で、席からでも注文できるメニューには、コーンの記載がある。


なるほど、スープを作るうえで使うのと同じ食材を、トッピングに使っているのかもしれない、そんな風に思いを馳せる。


■どんなニーズも満たせるように! メニューの背景にある想い

さてさて、少し小説っぽく。常態で綴ってみましたが。

上記のような描写が可能になるのは、各店舗のトッピングが豊富で、しかも店舗によって種類が異なるからこそ。


では、なぜ各店は、こぞってトッピングを豊富にそろえるのでしょうか?

そして、その種類は、何を基準に決定されるのでしょうか?


―このブログでは既に何度も語ってきましたが、仕事の本質は、「求めている人に求めているものを提供すること」。


ラーメン店のトッピングの種類が豊富なのは、「いつだれが何を頼んでも、その希望に沿えるように」という経営者の想いの現われでしょう。


もっと直接的な言い方をしてしまえば、「商売チャンスがあるなら、誰のどんなニーズも逃さない」という意思です。


■仕事には不可欠! 貴重な財産「顧客情報」

少し話は変わりますが、このお店、アプリのダウンロードでご飯が一杯無料になるらしいので、早速ダウンロードし、おいしい白米をいただきました。


アプリのダウンロードだけでご飯が食べられるのですから、我々消費者にとっては、大変ありがたいサービスです。


こうしたサービスは、大手企業でもベンチャー企業でも提供されるサービスですが、

では、企業側にはどんなメリットがあるのでしょうか?


―正解は「顧客情報」。

「誰が何を求めているか」を知るために、大手/ベンチャー問わず、どの企業も喉から手が出るほど欲しい、大変貴重なものです。


■ベンチャー企業の命! “TTP”の重要性

インターネットが普及した今の時代、大手でも、ベンチャーでも、企業にとっての「データ」の価値が増しています。


仕事の本質に立ち返って考えると、「誰が何を求めているか」を知ることは、大変重要ですから、これは当然のことであります。


だから各企業とも、あの手この手を使って、データ収集しようとするわけです。


特に、ベンチャーは、少しでもマーケットの大きな市場に絞って会社を立ち上げようとするため、ベンチャー企業にとってのデータの重要性は測りしれません。


しかし、そうなると、企業規模が小さく、集められるデータ量が少ないベンチャー企業は、大手に比べて圧倒的に不利です。


しかしそれでもベンチャー企業が成長し、大手企業と競えているのには、当然理由があります。


それは、“TTP(徹底的にぱくる)”ということです。


自身が模範とする経営者、モデルケースとなる先行ベンチャー企業を決め、それを徹底的にパクる。


それが、ベンチャー企業が生き残り、成長していくための秘訣ということです。