番外編!刀削麺のベンチャー魂


皆さんこんにちは、土井けいじです。


先日、虎ノ門へ仕事の関係でいった際に、刀削麺のお店がありましたので今回はラーメンではなく刀削麺のお店に入ってみることにしました。


https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13240453/?cid=google_yoyaku


こちらの西安刀削麺のお店では、ランチタイムには麻婆豆腐丼と、刀削麺のセットで950円と虎ノ門ではかなりリーズナブルにお腹いっぱいご飯の食べれるお店として、お昼の12時前にはすでに店外に列ができるほどの人気店でした。


そもそも刀削麺とは、

中国山西省発祥の麺のこと。刀で削った麺という名前の通り、小麦粉に水を加えて練った生地を塊のまま持ち、専用の刃物で直接鍋の中に麺状に削り出すのが特徴です。刀削麺を作るのに使われる刃物はくの字の形をした包丁で、細長く削り出された麺は細い柳の葉のような形状になります。この麺の形によってラーメンともうどんとも異なる刀削麺特有の食感が生まれるそうです。麺を均等に素早く削り出すのには高い技術が必要で、日本ではまだまだ職人が不足しています。そのため、刀削麺は一般的なラーメンよりも少し高級な場合が多いようです~


【抜粋】

刀削麺とは?他の麺との違いや特徴を解説! | クラシル (kurashiru.com)


日本に広まり始めたのはここ10年ほどとのことで、割と新しい文化なようです。


今回は山椒のピリッとしたスパイスと、燃えるような唐辛子の辛みが癖になる

【麻辣刀削麺】を実食してみました。

僕は、牛丼のトッピングには(トッピングといっていいのでしょうか)七味を牛丼の牛が見えなくくらいに真っ赤にかけて食べるほどの辛いもの好きなのですが、この【麻辣刀削麺】は程よい辛さで非常においしかったです。

お店のメニューには辛くない【ジャージャー麺】などのメニューもあり、辛い物が苦手な方でも楽しめるお店ですので、機会がありましたら是非行ってみてください。


虎ノ門だけでなく、今や新橋や五反田、神田など、様々な場所に出店している刀削麺屋さんですが、実はこの刀削麺、かつてモンゴルに支配されていた中国の民族が開発したアイデア料理だったのです。

かつてのモンゴル帝国に支配されていた地域では、民族支配のために包丁等を含めた刃物の使用に規制をかけていました。

なかなか包丁を使うことができない中、薄い鉄板を使用して、小麦の塊を削り麺のようにして鍋でゆでて食べたことが、刀削麺誕生の歴史といわれています。


制限や規制がある中でもあるもので工夫し、新しい価値のあるものを創造する。

先人のベンチャー魂を、刀削麺という一杯から感じた時間でした。


土井けいじでした。