皆さんこんにちは、
土井けいじです。
高田馬場で、食欲の秋に近隣のラーメン店をめぐり、新世代の「発酵系ラーメン」を楽しむ食べ歩きイベントとして、株式会社全農ビジネスサポートさんの主催する、『ラーメンウォーク2023』が、令和5年9月28日から開催されるそうですね。
イベントの期間中は、ラーメンの名店5軒(麺屋宗、鶏白湯専門 らーめん 我羅奢、らぁ麺 やまぐち、つけ麺屋 ひまわり、屋台ラーメン 鷹流)が、株式会社全農ビジネスサポートさんの発売する『発酵そみファ』を使用した「発酵系ラーメン」を提供するとのことです。
経営者として、こういったイベントで様々な競合店が協力してチームを作り、価値を生み出していくことには非常に興味があるので、今回は飲食業界でのコミュニティ作りに焦点を当てながら、思ったことについて書き留めていきたいと思います。
昨今、ビジネスにはコミュニティ作りが必要不可欠であるということに様々な有名企業が着目しています。
コミュニティを創る意味は
① 商品やサービスを提供するため
② 商品開発のため
③ 人材の募集
④ 業界の活性化
大きく分けてこの4つに分類されると思っています。
僕自身は、人材会社や小売店の立ち上げの時期は、まず自分自身から始まるコミュニティを作ることを大切にしてきましたが、主には①商品やサービスを提供していくこと、③人材の募集に焦点を当ててコミュニティを創ってきました。
今回のイベントに参加するラーメン屋さんは、『高田馬場ラーメン組合』と呼ばれるコミュニティに属しているお店5店が参加していて、この『高田馬場ラーメン組合』とは
―日本一のラーメン激戦区高田馬場で、「B級グルメの王者『ラーメン』から、ラーメンの街高田馬場・早稲田を盛り上げていきたい」を信念につくられたラーメン店の組合―
とのことで、先ほどの四つの分類にカテゴライズすると、①④の色が強いのではないでしょうか。
ラーメン業界という規模で見れば、それぞれの『ラーメン屋さん』は独立した店舗が最小単位のチームであるといえます。しかし、飲食業界という規模で見れば、『ラーメン』が、『イタリアン』や『寿司』などのジャンルに対するコミュニティであるとも言えます。
『ラーメン屋さん』という単体の店舗同士はそれぞれが売り上げを競うチームではあるけれども、飲食業界というより視野を広げた大きな規模で見るならば、『ラーメン』というジャンルのチームが手を組んで、業界自体を盛り上げていくことは、それぞれのお店が切磋琢磨しながらもお互いの特色を最大限伸ばしながら、業界自体を盛り上げていき、お客さんに価値を提供するとても意義のあることに思えます。
ラーメン屋さんに限らず、商品やサービスを提供していくことは店、企業が発展していくため存続していく生命線ですが、飲食店にとっては業界の活性化がとても重要なことなのではないでしょうか。
コミュニティ作りはとても奥が深く、まだまだ僕も学ぶことがたくさんあります。
様々な分野から学びながら、よりたくさんの方のお役に立てるようこれからも精進していきたいと思います。
土井けいじでした。