ラーメン自動化!食事と体験の話

皆さんこんにちは、

土井けいじです。


最近、様々な有名ラーメン店の味をなんと最速90秒で提供する自動調理ロボット「CHEFFY(シェフィー)」というものを記事で見かけました。


この「CHEFFY(シェフィー)」では、

・中華蕎麦 とみ田

・らぁ麺 飯田商店

・SOBAHOUSE金色不如帰

・銀座 八五

・元祖スタミナ満点らーめん すず鬼

・拉麺大公

・東京スタイルみそらーめん ど・みそ

・味噌麺処 花道庵

・大島

・麺処 晴

・鶏こく中華 すず喜

この11店が味だけでなく麺の食感やみずみずしさまでも監修しているとのことです。

昨今有名なファミレスチェーン店で猫型ロボットが給仕をしてくれたり、他のニュースでは、イートインスペースの中に電子レンジと冷凍庫のみがズラッと数台設置されており、入場料を払えばイートインスペースにある冷凍庫の中の冷凍食品が食べ放題というサービスも先日見かけました。


細やかな包丁さばきや盛り付けを必要とするフランス料理や、食材とシャリの絶妙な状態の見極めが大切な寿司など、高級な料理ではまだまだ自動化は難しいかもしれませんが(僕は自動化されても職人さんの握ってくれたお寿司が食べたいです笑)、昨今の産業開発の流れを見ると、AI技術の発展やシンプルなサービスの自動化など、もはや単純作業に人の手がいらなくなる時代が近づいているのかもしれません。

しかしラーメンに限らず、人が「おいしい!」「また行きたい!」「楽しかった!」と感じるのは「心」ですし、丁寧な接客や暖かい作り手の気持ちが伝わってくるような「体験」は、料理をより一層美味しく感じさせてくれます。

僕はどんなに忙しい状況であっても、娘に手料理を食べさせることを大切にしてきましたが、先日娘が仕事に行く僕に対して手作りのお弁当を作ってくれました。

僕はこの「体験」が心から嬉しかったですし、仕事仲間にもたくさん自慢しました。親バカなのかもしれえませんが。 

料理の味を舌で感じる様々な電気信号や成分を分析し、数値で表す技術も発達しているようですが、こういった「体験」は機械では再現できないと思います。

人は遺伝子的に、他人とのコミュニケーションを望み、集団(コミュニティ)を形成する欲望のある生き物です。

AI化や自動化が注目されている昨今こそ、血の通った生のコミュニケーションがより一層、価値の高いものとなるのではないでしょうか。

僕自身、柔軟でありながらも時代の流れに翻弄されることなく、人が本能的に大切にしている「体験」も大切にしながら、世の中に価値提供していきたいと思います。

土井けいじでした。