皆さんこんにちは、
土井けいじです。
今年の10月に、ラーメン業界最高権威といわれる『TRYラーメン大賞』の受賞歴があるラーメンの名店全15店が豊洲に集結するイベント『TRYラーメン大賞フェス2023』が開催されるそうです。
この『TRYラーメン大賞フェス2023』では
第一弾:10/4~10/9
第二弾:10/11~10/15
第三弾:10/18~10/22
の全三回に分けて、東京・神奈川・千葉・埼玉の有名ラーメン店が集い、僕の大好きなラーメン屋さんも何店か参加されるようですので、コミュニケーションも兼ねて今度仲間と一緒に参加してみようかと思っています。
このイベントに出店される予定の『MENクライ』さんは、アクセスも非常に良い山手線浜松町駅付近にあり、とてもおいしい醤油ラーメンを食べることができるのですが、カウンター席が11席と少しコンパクトで、普段あまり訪れることができないため、今回のイベントに参加した際は絶対に味わいたいと思います。
余談はさておき、こういったイベントへの参加者や主催者にとってのメリットを、ラーメンTRYのイベントを例に挙げて、経営者としての目線で感じたことを書き留めておきたいと思います。
大きくまとめると、以下のようになります。
■主催者 (TOKYO MX、参加ラーメン店等)
メリット→【宣伝・収益】
・イベントを通じて、会社や店の存在、サービスを知ってもらう機会を提供することができ、マーケットの新規開拓につながる
・イベントのでの収益を得ることができる(宣伝広告のみを目的とするイベントもあるため、一概に絶対とは言えません)
■ユーザー(イベント参加者)
メリット→【体験】
・同じ場所で、おいしいと評判のラーメンを一度に食べる事ができる。
ラーメンTRY2023に限らずイベントで重要なことは、主催者にとっても参加者にとっても双方にメリットがあるWINWINな状態を作ることだと思います。イベントは、短期的な経営といっても過言ではないと思います。
ただ、昔の私であれば、こうしたイベントごとでの買い物は、そもそも嫌いでした。
もちろん、私が1人好きで人混みが嫌いな性分ということもありますが、それ以上に、こうしたイベントごとで食べるラーメンは、通常食べるよりも値段が高いか量が少ない印象があり、何だか損した気分になります。
では、参加者はなぜ、通常よりも割高な金額を支払って、イベントごとでラーメンを食べるのでしょうか。
それは、「1つの場所で食べ比べができる」ということに価値を感じるからです。
主催者側からすれば、多くのラーメン店を一堂に集結させ、広告を打ってもいるので、多少のテナント料を取るのは当然です。
一方で参加者とすれば、複数のお店のラーメンを食べ比べできる、お祭り気分を味わいながらラーメンを食せるというメリットを感じるため、少々割高でも、ラーメンを購入し、味わうわけです。
つまり、どんなイベント・商売でも行われるのは、お金をもらう側(価値提供側)が、「価値を提供してそれに相応しい対価を得る」という、いわゆる「等価交換」というものです。
僕が会社の立ち上げ当初は、恩師から、「価値を提供して対価を得る」というこの経営の本質を体得するために、イベントを企画してみるといいよとおススメしていただきました。最初にイベントを企画したときは集客やら場所の確保やらで何かと手一杯でしたが、だんだんと数をこなすうちに、だんだんとこの「価値を提供して対価を得る」ということの意味や全体の流れを肌で学ぶことができ、今では大きな事業を回せるようになりました。
純粋においしいラーメンを食べにイベントに参加してみるのも楽しいですが、たまには違った視点や感覚でイベントに参加してみると、経営の面白さに触れていただけるのではないでしょうか。
僕自身様々な体験から学び楽しみながら、世の中に価値提供していきます。
土井けいじでした。