ラーメン店経営の難しさ、面白さ

皆さんこんにちは、

土井けいじです。


先日、ラーメン屋に関する面白い記事を見つけたので、思ったことを書き留めておこうと思います。


ラーメン屋を開業した店主の年収 – ラーメン店経営ラボ (oiseed.co.jp)


僕がこの記事を読んでいて面白いと感じたポイントは、

【売り上げを上げるために大切なことは、味見よりも仕組化である】

ということです。


僕たち経営者にとって売り上げを継続的に上げるということは、いわば生命線とも言えます。赤字が続けば事業をたたまなければならなくなる。事業をたためば、自分の収入源が絶たれるので、当たり前のことではありますがとても重要なことです。


売り上げを継続的に上げるということは、売り上げが上がる仕組みを設計して実行するということ。つまり、開業する際のゴール設定がとても重要だということです。


事業全般に言えることですが、『どのような状態にしたいか』のゴール設定が違うため、

    生涯かけて自分自身がラーメンづくりを自分の手で行うことと、

    全国に自分のラーメンを広げて多くの人においしいラーメンを提供すること、

ではプロセスも異なってきます。

しかし、ラーメン屋を起業したいと思う多くの人の考えは、「なんとなくラーメン屋は儲かりそう」とかなど、『どのようなラーメン屋にしたいか』ではなく『どんなラーメンを作りたいか』にフォーカスすることが多いように感じます。


もちろん、『どんなラーメンを作りたいか』でたまたまヒットしたラーメンが全国展開され、積み上げ式に成功していった例もあるのでしょうが、世の中の7割以上のラーメン屋さんは開業から撤退を余儀なくされています。


どのような事業であっても、成功させる確率を上げるのであれば『どんな状態にしたいか』というゴール設定から、『何が必要か』というプロセスを設計することが大切であると思います。

ラーメン屋でたとえるなら、理想のラーメン屋にするには、どんな立地でどんなラーメンが必要か。ということです。


僕自身も、そもそも自分自身で事業、ましては多角経営をすることは考えていませんでしたが、自分の人生の舵取りを自分で決めることができる状態にする、というゴール設定があったので、そのゴール設定に効果的なプロセスを設計し実行しています。


ラーメン屋さんに限らず事業を成功させるための初期は多大な労力が必要で、ゴール設定が曖昧になってしまいがちですが、僕自身常に人生のゴール設定を明確にし続け、たくさんの方のお役に立てるようさらに精進していきます。


土井けいじでした。