皆さんこんにちは、
土井けいじです。
最近仲間の仕事場の近所で、ラーメン二郎に足を運びました。
開店前からの行列は当たり前、とてつもない列の長さに毎回驚きを隠せませんし、あまりのボリュームの多さに少し後悔するのですが、なぜかまた食べたくなる不思議なラーメンです。
そのラーメン二郎に関して、面白い記事を見つけましたので書き留めておきたいと思います。
https://the-owner.jp/archives/10011
ラーメン二郎にはなぜファンが多いのか。
それは類似店の出店を排除するのではなく逆に許容することで、ファンの層を広げているためだとこの記事では言っています。
ラーメンに限らずどのような業界であっても、自分の出している商品やサービスはマネされたくないと思うのが一般的な考え方だと思います。
ましてやオリジナル性を重要視するラーメンでは特に、その考え方は強いのではないのでしょうか。
しかし、このラーメン二郎においては「二郎系」と呼ばれる類似店を許容することで、全国に「二郎」の名前を広めながら認知度を広め、多くのファンを獲得しています。
ファンの獲得は事業を成功させるうえで、最も重要なことの一つといっても過言ではありません。ラーメンや飲食業界においてはいかにファンを獲得し、リピーターに繋げていくかが非常に重要です。
僕自身事業立ち上げの時期、先輩経営者から経営者の仕事で最も重要なことはファンを作る事であると学んできました。
また、「事実をどう捉えるのか」が結果の差を生むのだとも教わってきました。
ラーメン二郎のラーメンが「マネされた」という事実はポジティブにもネガティブにも捉えられます。
もしも、ラーメン二郎が「マネされた」という事実を感情に任せて「自分の店に客が来なくなかもしれない!」等ネガティブにとらえ、類似店を排除していたらラーメン二郎の名前はここまで広がることはなかったのではないでしょうか。また、二郎「系」という言葉は生まれなかったのかもしれません。
「マネされた」という事実を「宣伝してもらっている」とポジティブにとらえたからこそ、
ラーメン二郎の名前が全国に浸透し、これは結果論かもしれませんが二郎「系」という言葉、つまり「二郎こそが本物である」という言葉を世間に作り出したのではないでしょうか。
全国から「本物」のラーメン二郎に訪れるファンを獲得したのだと思います。
自分自身の選択がどのような結果を作り出すのかを、感情ではなく常に事実を冷静に客観視することで、僕自身ビジネスの拡張に活かしていこうと思いました。
土井けいじでした。